2021年10月よりスタートする、TBS日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」の主題歌が発表されました。
主題歌は、エアロスミスの「Fly away from here」です。
「Fly away from here」を聴いてみた
まずは、オフィシャルで公開されているエアロスミスの「Fly away from here」を聴いてみましょう。
映像に引っ張られそうですが、曲自体もスケール感があって、日本沈没というある意味ネガティブなタイトルに、寄り添うような印象を与えます。
この「Fly away from here」は、ドラマ日本沈没のために書き下ろされた曲ではありません。「Fly away from here」は、2001年にリリースされたアルバム「Just Push Play(ジャスト・プッシュ・プレイ)」に収録されていて、セカンドシングルもされています。
で、この曲なんですが、ズバリ
あまり売れませんでした。
エアロスミスにとってはバラード調のジャンルですが、可もなく不可もなくといった評価だったようで、チャートの100位以内にも入らなかったようです。
で、結局のこの曲を選んだ目的を考えたんですが、たぶんあの映画「アルマゲドン」でしょう。
映画「アルマゲドン」は、そのストーリー、スケール、キャストががすべてハイレベルで、そこに来て、エアロスミスの世界的な名曲の一つとなった「I Don’t Want To Miss A Thing」のイメージを、日本沈没の制作側が感じてのでしょう。
ただ、アルマゲドンは地球存亡の危機、一方の日本沈没は日本消滅の危機・・・。う~ん。
聴いてみると、後世に聞き継がれるであろう名曲だと、改めて感じました。
一方、日本沈没の主題歌となった「Fly away from here」は、「I Don’t Want To Miss A Thing」路線ではあるものの、何か物足りなさを感じなくもありません。
きっとドラマが始まる前後あたりに、エアロスミスと主題歌の「Fly away from here」がクローズアップされると思いますが、ドラマの評判がよけれれば「Fly away from here」も、売れるかも?です。
エアロスミスって誰?って人へ
映画「アルマゲドン」でエアロスミスを知ったという方も、当時は多かったように思います。
そして、今回TBS日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」の主題歌に抜擢されたことで、エアロスミスのことを知る人も増えるでしょう。
そこで、ザックリとエアロスミスのことを紹介します。
【メンバー】スティーヴン・タイラー(ボーカル)
ジョー・ペリー(ギター)
ブラッド・ウィットフォード(ギター)
トム・ハミルトン(ベース)
ジョーイ・クレイマー(ドラム)
【賞歴】 2001年 ロックの殿堂入り
「グラミー賞」4回など、他多数
そして特筆すべきは彼らの現在の年齢です。ドラマが始まる時点で69歳~73歳となっていて、しかもこの手のバンドで一度も解散しなかったことで、世界的にも稀有なロックバンドといえます。
また、当時のロックファンを熱狂させた曲と言えば、「Walk This Way」ではないでしょうか。
このギターの強烈なリフに当時のロック少年少女たちはシビレまくったと言います。
今聴いても、まったく古さを感じさせない名曲ですね。
【まとめ】日本沈没はアルマゲドンの再来となるか?
さて、TBS日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」の主題歌に決定した、エアロスミスの「Fly away from here」や、エアロスミスをザックリと紹介してきました。
主題歌の「Fly away from here」が注目されるかどうかは、やはりメインのドラマの評価に掛かってきますが、個人的にはエアロスミスのことを知って、ファンが増えてくれたら嬉しく思います。
それでは、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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