ガラケーの終了時期がニュースなどでアナウンスされて、いつまでガラケーが使用できるのか注目されていますが、中でも個人的に気になるのが、高齢者やご年配の方々を中心に所有率が高い、ドコモのガラケー「らくらくホン」の終了時期。
何を隠そうナスビの母親もらくらくホンの所有者なので、他人ごとではありません。そこで、ドコモのガラケー「らくらくホン」に特化して、いつまで使えるのか?スマホに乗り換えたほうがいいのか?スマホに乗り換える時の注意点などを調べてみました。
そもそも、何が終わるのか?
まず、本題に入る前に「一体何が終わるのか?」について、整理しておきたいと思います。
いまさらですが、ガラケーとはガラパゴス携帯の略称で、ガラパゴスとは東太平洋にあるエクアドル領のガラパゴス諸島のことですが、ご存知の通りガラパゴス諸島は独自の進化を遂げています。
つまり、ガラパゴス携帯とは、日本独自の進化を遂げた携帯電話のことを、揶揄する意味で使われています。
そのガラケーが、ついに使用できなくなることが発表されました。
なぜ、使えなくなるのか?
それは、使用している「3G」という電波が終了するからです。
現在主流なのは4Gという電波で、近い将来には5Gが主流となる予定となっています。
らくらくホンはいつまで使える?
まず、3G回線を使った「らくらくホン」を含むガラケーの終了時期ですが、これはキャリアで時期が違います。詳細は以下の通りです。
キャリア | 終了時期 |
NTTドコモ | 2026年3月末 |
au | 2022年3月末 |
SoftBank | 2024年の1月下旬 |
ナスビの母親はドコモですから、2026年3月までは大丈夫なようですが、auとかはこの記事を書いてる時点で、半年ほどしか猶予がないですね。
3Gが終了する前にスマホにすべきか?
まあ、いずれにしても3Gという電波が終了するというのは変わりありませんから、母親のらくらくホンもどうにか対処しなければなりません。
そこで考えたのが、以下の二つのこと。
2.スマホに乗り換える。
まず、「1.」の新機種ですが、現在でも「F-01M」という機種が販売されていました。
一方、「2.」のスマホ乗り換えですが、こちらも「らくらくスマートフォン F-42A」という、らくらくホンのスマホ版が売られています。
ということは、らくらくホンが無くなるという訳でなく、あくまでも3Gという電波が終了するだけなので、3Gでしか使えないらくらくホンは、ドコモの場合2026年の3月以降は使えないということなんですね。
と、ここで疑問が湧きました。
そもそも、ウチの母親のらくらくホンって3Gなんか?
考えてみれば、らくらくホンが終了するとは言われていません。3Gという電波が終了するだけなのです。その3Gを使用しているガラケーだけが使えなくなるということ。
ということは、母親のらくらくホンが4Gに対応していれば、何の問題もないし不安に感じることもないはずです。
そこで、母親のらくらくホンを調べてみました。
機種はドコモの「らくらくホンF-02J」となっていて、販売は終了しています。そして肝心の4Gへの対応ですが、
4G対応機種のようでした!
でも、ネットで調べても「らくらくホンF-02J」が4G対応というのがスグに出てきませんでした。というのも、4Gのことを「LTE」と表示しているからです。
ザックリ言うと、LTE=4Gのことのようで、なんで3Gの次に4Gという解りやすい名称で続けなかったのか、ワケわかりませんでしたが、ひとまず解決しました。
ということで、この項は長くなりましたが、ナスビの結論は、
母親のガラケーは、このまま継続で問題無し!
と相成りました。
携帯電話の待ち受け画面で、一発で4Gを確認する方法があります。(図参照)
これは実際に母親が使用してる携帯の画像なんですが、待ち受け画面の上のほうを、ようく見てください。「4G」と表示されてれば、今後も使用できるということになります。ここが3Gなら、いずれ使用できなくなります。
無理にスマホに乗り換えなくてもいい?
さて、とりあえず母親のらくらくホンは継続可能で一件落着はしましたが、やはりガラケーには変わりありませんので、これからはもっと不便な・・・いや不遇な時代になるでしょう。
例えば、社会や街中でスマホならではのサービスを受けられないとか、差別的扱いされることもあるでしょう。
ならば、スマホのらくらくホンに乗り換えるのも手ではあります。しかし、ナスビの母親のように高齢ともなると、そもそもスマホに適応できるのか本人が一番不安なようです。結局、
スマホに乗り換えてみたい!
と、本人が思うのであればスマホを検討すべきで、強要強制はしなほうがいいでしょう。
らくらくホンのままでもいいのでは?
ガラケーのらくらくホンは、いわば電話さえできればOKな高齢者には最適な携帯電話といえます。
無理にスマホにする必要はまったくありません。ただ、子供や孫の顔を見ながらテレビ電話のように話がしたいとか、そのような機能を求めるのであれば、スマホは検討したほうがいいでしょう。
今も昔もですが、携帯に何を求めるかで選択も変わってくのではないでしょうか?
【まとめ】慌てない慌てない
さて、少しダラダラとナスビの母親のらくらくホンに特化して、書いてきてしまいました。もし同じように、ガラケー終了をニュースで知って、自分のらくらくホンのことが心配なら、以下のことをやってください。
慌てる必要はありません。いまニュースで騒がれているのは、携帯キャリアがスマホに移行させたいという、裏面もあるのです。
3Gにしか対応してないガラケーだったとしても、じっくりと考える時間はあります。とにかく慌てないことです。
それでは、参考になれば幸いです。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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